第73回「気軽に歩こう会(所沢七福神めぐり)」実施報告

所沢に七福神がやってきた!

福をもたらす七柱の神様(恵比寿天、大黒天、福禄寿、弁財天、寿老人、布袋尊、毘沙門天)を参拝してきました。七つの災難が除かれ、七つの幸福を授かるのです!


<佛眼寺の御住職さんと一緒の集合写真 37名参加> (クリックすると拡大)

1月4日午前10時に37名、中央会館に集合。まずは、松が丘に近い、福禄寿のある佛眼寺(ぶつげんじ)へ。

御住職からお話をお聞きする。佛眼寺は802年に開基されたと伝わる古刹で、現在は奈良の長谷寺を本山とする真言宗豊山派寺院との由。お寺の歴史も人の歴史と同じく、衰退と再興を経て現在の姿に至ったのとのことです。


<佛眼寺の御住職からお話をお聞きしました>

次は、所沢高校の近くの永源寺(弁財天)、室町時代に創建された曹洞宗(禅宗)の寺院です。
これより、松が丘在住の物知り博士の岸田さんが解説です。「所沢七福神めぐり」を構想し先頭に立たれたのは、所沢郷土美術館の平塚館長で、7つの寺院の住職さんと檀家総代が一丸となって実現されたそうです。


<永源寺にて物知り博士の岸田さんが解説>

吾妻公民館を経て、荒幡の光蔵寺(寿老人)真言宗豊山派へ。本寺は創建の記録がありませんが、本尊の台座に慶長年間に再興と記されています。お天気は上々で、本覚院(布袋尊)真言宗豊山派まで、ちょっとした登り道を楽しみました。本寺は南北朝時代に創建され、2000年に新築再建された真新しいお寺です。

 
<光蔵寺(寿老人)>          <本覚院(布袋尊)>

いきものふれあいの里センターで休憩の後、海蔵寺(毘沙門天)真言宗豊山派へ。この寺院は所沢山口城主一族により室町時代に建立されました。


<いきものふれあいの里センターでの集合写真> (クリックすると拡大)


<海蔵寺(毘沙門天)>

「七福神」を5福神まで参拝し、こちらで中締め解散。みなさん、改めて所沢の歴史を感じた「歩き」でした。1万3000歩!

それでも「七福神」クリヤーするぞとの決意に燃えた23人は、岩本さんの案内で、オプションコースへ。持明院(恵比寿天)真言宗豊山派は、秋津のお不動様と親しまれ、民話「かっぱの詫び状文」などで知られています。長久寺(大黒天)は所沢唯一の時宗寺院で、念仏道場として知られています。合計歩数2万1000歩!!


<持明院(恵比寿天)>


<長久寺(大黒天)での集合写真 七福神クリヤー!> (クリックすると拡大)

気楽に歩こう会 共同代表 岩本哲夫 小林義一